日本ハム金子、古巣封じて8勝目 来季は「来年になったら分かること」
「オリックス1-3日本ハム」(24日、京セラドーム大阪)
日本ハムの先発・金子弌大投手(35)が5回5安打無失点の力投で8勝目を手にした。
毎回走者を出す苦しい展開だったが「うまく切り替えができたと思います」と要所で粘り、スコアボードに「0」を並べ続けた。
今季の古巣戦は7試合に先発して5勝0敗、防御率0・49。35イニング連続無失点と圧倒したが「正直僕も分からないです。向こうも知っていることだし、向こうの方が意識してくれたのかなと感じます」と冷静だった。
昨オフにオリックスを自由契約となり、日本ハムと1年契約を結んでプロ15年目のシーズンを戦い抜いた。26試合の登板で8勝7敗、防御率3・04。チームのために先発、ショートスターター、リリーフなど多岐にわたる役割をこなしてきた。
来季については「自分からは言えないです。来年になったら分かっていることなので」と明言をしていない。契約延長で残留か、新天地か。シーズン終了後、球団との交渉が本格的にスタートする。