オリックス ドラ4・富山の初登板でドラフト指名全選手出場

 「日本ハム4-1オリックス」(26日、札幌ドーム)

 オリックスのドラフト4位・富山凌雅投手(トヨタ自動車)が七回にプロ初登板。2回を打者6人で終える完ぺき投球でデビュー戦を飾った。

 3点差の七回。最初の打者・白村を3球三振に打ち取ると西川、田中賢を連続で中飛に打ち取り三者凡退。

 続く八回も渡辺を空振り三振に打ち取ると大田を右飛、清宮を遊飛とわずか17球で料理した。

 「ブルペンであんまり良くなかったけれど、マウンドに上がったら(捕手までの)距離が近く見えたのでいい感じで投げられた。緊張して感覚がなかった。もう1回投げたいですね」

 左腕はMAX141キロながら勢いのある球で打者を圧倒した。西村監督は「スピードガンは出ていないが打者の手元で伸びているような(打者の)反応だった。まっすぐはきていたんじゃないか。打者と勝負しているから抑えることができる」と高評価を与えていた。

 富山が1軍デビューを終えたことで、昨秋のドラフトで指名した1位・太田椋内野手(天理)、2位・頓宮裕真内野手(亜大)、3位・荒西祐大投手(ホンダ熊本)、5位・宜保翔内野手(未来沖縄)、6位・左沢優投手(JX-ENEOS)、7位・中川圭太内野手(東洋大)の支配下指名7選手すべてが1軍デビューを果たしたことになる。これは球団では2009年以来の珍現象となった。

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