巨人・坂本勇 生え抜き右打者初の40号 長嶋超えで大台に到達

 4回、ソロを放ち、丸(左)とタッチを交わす坂本勇(撮影・西岡正)
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 「巨人-DeNA」(27日、東京ドーム)

 巨人・坂本勇人内野手が、球団の生え抜き右打者では初となる40号ソロを放った。

 四回、中川の初球直球を仕留め、左翼席へ運んだ。阿部の引退を記念して「ありがとう慎之助」と銘打たれた試合で、華を添える一発となった。

 巨人右打者の最多本塁打は10年のラミレスの49本塁打だが、生え抜きでは1968年の長嶋茂雄(現終身名誉監督)の39本塁打が最多。坂本勇は20日のDeNA戦でこの記録に並んでいたが、この日の試合で51年ぶりに更新した。

 また、遊撃手の40本塁打は、1985年の中日・宇野勝(41本塁打)以来、史上2人目となった。

 主将としては5年目で初の優勝。原監督はグラウンド内外でチームに貢献した背番号6を「ぶっちぎりのMVP」と称賛している。

 この後、主役の阿部にも一発が飛び出し、スタンドのボルテージは最高潮に達した。

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