日本ハム栗山監督30日に去就会談 球団は続投の方針

 「日本ハム1-5オリックス」(27日、札幌ドーム)

 日本ハム・栗山英樹監督(58)が、30日に札幌市内の球団事務所で川村球団社長と去就についての会談を行うことが27日、分かった。今季最終戦となったオリックス戦後、吉村GMが「監督に来ていただくことになる」と明言した。

 今季は65勝73敗5分けで5位。2年ぶりにCS進出を逃し、栗山監督は強い覚悟で球団に辞意を伝えた。「監督は責任を感じられている。ある種の決意を持っておられる」と吉村GM。一方、フロント側にも責任はあると自覚している。

 “台湾の大王”として期待された王柏融は88試合の出場で打率・255、3本塁打、35打点。バーベイトやハンコックなど助っ人投手陣も低迷し、V逸の一因になった。吉村GMは「順位を監督に押しつけるつもりはない」と話す。球団は全力で慰留し、来季続投の方針を示すつもりだ。

 「30日に結論が出るかは分からない」と吉村GM。1年契約で臨んだ就任8年目のシーズン。栗山監督の決意はそう簡単に揺らぎそうにない。

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