中日・根尾、プロ初打席は3球三振 ジョンソンの変化球に無念のハーフスイング

 「阪神-中日」(29日、甲子園球場)

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手が1軍デビュー。プロ初打席はジョンソンと対戦し、3球三振に倒れた。

 八回、2死一塁で巡ってきた初打席。初球はジョンソンの変化球でストライク。2球目は内角いっぱい150キロ直球を見逃した。3球目は低めワンバウンドの変化球にバットが出てしまい、ハーフスイングで空振り三振となった。

 この試合は七回から遊撃の守備に就き、プロ入り初出場。1軍デビュー初球で打球を処理した。

 4点ビハインドの展開で、2番・京田の打順に入った。大阪桐蔭時代に活躍し、慣れ親しんだ甲子園でのデビュー戦。その初球、北條のゴロでいきなり飛んできた。正面の打球だったが、緊張しているのか送球がやや本塁方向へ。一塁手・福田が北條にタッチし、何とかアウトになった。場内がどよめくなか、根尾は苦笑いを浮かべていた。

 その後、1死一、二塁からは二ゴロ併殺を完成させ、仲間とタッチをかわした。

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