ヤクルト・村中が戦力外 現役続行を希望「やりたい気持ちある」
ヤクルトは1日、村中恭兵投手(31)に来季の契約を結ばないことを通告した。
村中は05年高校生ドラフト1巡目で入団。10、12年と2度の2桁勝利をマークするなど、通算46勝を挙げた。17年からは未勝利で、今季は1軍登板はなかった。
今後については「現役をできるように準備する。やりたい気持ちがある」と現役続行を希望。「ここ2、3年は正直あまりよくなかったが、体の状態もよくなって、よくなる兆しが9月に入ってからあった。走るのもままならなかったのが、動けるようになった。挑戦してから辞めても遅くない。後悔したくなかった」と説明した。
ヤクルトでの14年間を「高卒で1軍キャンプに参加させてもらって、石井弘寿さんの球を見た時『プロでやっていけるかな』と思ったところからのスタートだった。15年に優勝したけど(1軍登板がなく)クビだと思っていたのに、4年間もやらせていただいた。感謝の気持ちがある」と振り返った村中。合同トライアウトへの参加は未定。「プロでやれるのが一番だが、いろんな道を探していこうと思う」と話した。