ヤクルト「日本の4番」育成計画 村上をフェニックスL全試合4番起用
ヤクルト・高津臣吾新監督(50)が6日、村上宗隆内野手(19)をみやざきフェニックス・リーグ全試合で4番に起用することを明言した。
7日の開幕に備えて現地入りした新指揮官。広岡、塩見、浜田を含めた4選手は「ずっと使うよ」と全試合出場の方針を示すと、他の3人の打順は流動的な中で「村上は4番だね」と言い切った。
求める理想像は「ホームランを打てて、打点を稼げる」。今季36本塁打、96打点の若き大砲は資格十分だ。「そうなっていかないとダメ。ヤクルトだけじゃなく、日本の4番になるぐらい成長して欲しい」と大きな期待を込めた。
村上は昨秋の同リーグで10本塁打。2年目の大ブレークにつなげた。今回は三塁にも再挑戦するとあって「守備の向上を意識して、勝ちにもこだわってプレーしたい」と意気込む。「10月は試合中心、11月は秋季キャンプの練習中心で、ステップを踏んでくれたら」と高津新監督。南国・宮崎から、日本の4番への道が始まる。