立命大・坂本 猛デモ完封星!虎含む8球団スカウトの前で最速タイ148キロ
「関西学生野球、立命大1-0近大」(6日、ほっともっとフィールド神戸)
1回戦2試合が行われ、立命大と関学大がそれぞれ先勝した。立命大はドラフト候補の坂本裕哉投手(4年・福岡大大濠)が先発して、9回6安打8三振の完封でリーグ戦4勝目を挙げた。阪神、巨人らプロ8球団約20人のスカウト陣が視察に訪れていた中で、自己最速タイの148キロも記録。17日のドラフト会議を目前に控えた中での「猛デモ」となった。
立命大は近大を相手に114球の完封劇。坂本は「人生で最大のゲームという気持ちでいきました。(スカウトの存在は)意識してました」と充実の笑顔を浮かべた。自己最速タイの148キロの直球を軸に、最後までマウンドを守り抜いた。巨人の渡辺スカウトは「夏に調子を落としていたけど上がってきた。楽しみな選手」と評価した。