ロッテ・鈴木、荻野らFA選手と残留交渉終える 松本球団本部長「誠心誠意伝えた」

 ロッテが国内FA権行使を前向きに検討中の鈴木大地内野手(30)、益田直也投手(29)荻野貴司外野手(33)との“残留交渉”を終えたことが12日までに明らかになった。

 松本球団本部長が「条件提示、さらに球団の思いや考えを誠心誠意伝えました」と語ったもので、今後は3選手の動向に注目が集まることになる。

 鈴木は今季140試合に出場して打率・288、15本塁打、68打点。「ロッテの顔」的な存在だ。また、益田は60試合に登板して4勝5敗、27セーブ、防御率2・15をマークしている。

 この2選手については、複数球団が獲得調査を進めている。鈴木には中日を始め4、5球団、益田にはDeNAなどが関心を寄せている。

 球団サイドは複数年契約や将来の指導者手形などを提示したとみられる。松本本部長は「すべて終わりました。あとは本人たち次第です」と今後の推移を見守る構えだ。

 荻野はプロ10年目で初めて規定打席に達し、打率・315でリーグ3位に食い込んだ。10本塁打、28盗塁などキャリアハイの成績を残している。

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