張本勲氏 金田正一さんとよくケンカも「それ以上にかわいがってもらいました」
野球解説者の張本勲氏(79)が13日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」に出演し、プロ野球唯一の400勝投手で今月6日に86歳で死去した金田正一さんとのケンカを懐かしんだ。
「代打も出てホームランも打ってますから」、「187センチぐらいの背から、もう1回(球が)上がるからね。今のピッチャーは沈むから。それは打てないと思いますよ」などと、金田さんのすごさを語った張本氏。「一番の思い出は、この人とケンカよくしたということですね。もうしょっちゅうケンカしました」と打ち明けた。
「絶対この人に向かってく人いませんよ、この人に。いっつも周りに、張本のヤツだけが俺に向かってくると。それ以上にかわいがってもらいましたけどね」と懐かしんだ。ちなみにケンカの原因は「ちょっとしたことですよ。『そのシャツなんや?』とこう言うからね。『それがどうかしたんですか?』」といったささいなことで、張本氏は笑顔で振り返っていた。