両投げの立大・赤塚が神宮デビュー 右投げで1回無失点「純粋にうれしい」
「東京六大学野球、立大6-1東大」(14日、神宮球場)
両投げ両打ち登録の赤塚瑞樹投手(4年・麗沢瑞浪)が神宮デビューを飾った。ブルペンとマウンドでの投球練習では左右で投げたが、打者には左右に関係なく右投げで1回無失点。「純粋にうれしい」と喜んだ。
2年秋のフレッシュトーナメントでは左右どちらでも投げて、ファンの注目を集めた。現在はチーム方針で最速144キロを誇る右投げに専念しながら、両腕での登板はあきらめず。体のバランスを考え、オープン戦ではいまだ状況に応じて左右を使い分けている。
課題の左腕でも最速は135キロ。「1つ段階はクリアできた」と、壮大な夢へ向けて気を引き締めた。