ドラフト候補の大商大・大西が勝利に貢献 運命の日迫り「楽しみな気持ち大きい」
「関西六大学野球、大商大3-1大経大」(15日、皇子山球場)
13日の大経大戦に敗れ、リーグ最多連勝記録が「24」でストップした大商大が、王者の意地を見せた。
「(8日に)優勝が決まったあとに連勝が止まって、ここの1勝は絶対に自分が行きたかった」とエース・大西広樹投手(4年・大商大高)が自ら先発を志願。5回を4安打1失点(自責点0)に抑える好投で、勝利に貢献した。
大西は17日に人生を左右するドラフト会議を控えているが、「最後のリーグ戦になるかもしれなかったので、(ドラフトのことは)考えずにリーグ戦のことを考えていた」と大商大のエースとしての仕事を果たした。
しかし、17日への心境を聞かれると「緊張していないと言えばウソになります」と苦笑。「でも、楽しみな気持ちのほうが大きい」と心待ちにしている。
まずは明日の最終戦に勝利し、最高の形で運命の日を迎えたい。