日本ハム、清宮の“兄貴”獲る!早大・加藤指名へ 早実時代3・4番で2連発も

 日本ハムは、ドラフト会議で早大・加藤雅樹外野手(22・早実)の獲得を目指す方針であることが16日、分かった。早実時代の、2015年夏の甲子園では2学年下の清宮とクリーンアップを組み、4強進出に貢献。黄金タッグが北の大地で再び実現するかもしれない。

 日本ハムが実力と話題性を兼ね備えた清宮の“兄貴分”を指名する。早実時代に3番・清宮の後の4番打者を務め、捕手から外野手に転向した早大でもプロの夢を追い続けてきた加藤。ドラフト会議を翌日に控えたこの日、球団関係者は「リストに入れています。取れるといいですね。話題にもなりますし」と獲得の意向を示した。

 加藤は一発長打を秘める巧打者で、複数球団が調査書を提出済み。東京六大学リーグでは通算77試合に出場して打率297、9本塁打、39打点(16日現在)。17年春に「4番・左翼」としてレギュラーに定着し、打率・375、4本塁打、13打点で首位打者とベストナインに輝いた。東大戦では現日本ハムの宮台から一発を放った。

 早実の主将として挑んだ15年夏の甲子園では、3回戦・東海大甲府戦で清宮と2者連続本塁打を記録し、全国区に。高校通算47発の実力に加え、チームを統率する頼れる背中は後輩に大きな影響を与えた。

 日本ハムのドラフト1位入札は大船渡・佐々木で揺るがない。当日の戦況次第だが、加藤は中位~下位での指名が予想される。来季以降のFA権取得の可能性がある西川や近藤の後釜として、次世代の外野手は育成ポイントの一つ。その候補が清宮であり、加藤だ。

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