ヤクルト・山田哲人、バーチャル始球式で上島竜兵から一発 「クルリンパ投法」通じず
プロ野球・ヤクルトの山田哲人内野手(27)が17日、都内で行われた「SMBC『日本シリーズ・e日本シリーズ』W協賛記念 日本シリーズ前哨戦」の発表会にお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」と登場した。
残念ながらシーズン最下位となり、CSにも出場ならず、すでにオフとなっているが「悔しい1年だった。このシリーズ見て勉強になると思うし、来年に向けて頑張ろうという気持ちにもなる」と、観戦しその悔しさを来季の巻き返しへとつなげる覚悟を語った。またシリーズの見どころには「短期決戦なので投手がカギを握る」と分析し「個人的にはセ・リーグなのでジャイアンツに頑張ってもらいたい」と話した。
イベントでは、19日に開幕するプロ野球「日本シリーズ」の前哨戦としてプロゲーマーによるeBASEBALL「巨人VSソフトバンク」の試合が行われた。それに先立ち、山田哲はバーチャル始球式で上島竜兵(58)と対戦。特別に上島のキャラクターが作られ、さらに上島はかく乱を狙い投げる前に帽子を回すオリジナルの「クルリンパ投法」で空振りを狙ったが、これにまったく動じず。緩いストレートをバックスクリーンへ一直線に放り込む会心の一撃と、おきて破りの本塁打を浴びせた。
球界を代表する選手として活躍する山田哲だが、実はその原点は野球ゲームとのこと。「小1のころからパワプロ(野球ゲーム)を楽しんでいた。プロを目指すキッカケもパワプロ。ゲームの中で松井稼頭央さんが能力が高くすごい選手で。僕もこういう選手を目指したいと思ったことです」と明かしていた。
ちなみに前哨戦は、3対1でソフトバンクが勝利した。