DeNA2位は東の後輩、立命大・坂本裕哉 同じ左腕の先輩に負けない!
「プロ野球ドラフト会議」(17日、グランドプリンスホテル新高輪)
DeNAから2位指名を受けた立命大・坂本裕哉投手(22)は京都市北区の同大学で会見し「ホッとしました」と笑顔を浮かべた。
2年時に寮で同部屋だった先輩・東克樹投手と再びチームメートになる。「東さんは大学で成長する上で、一番大きな存在。その人と一緒のチームに入れるのはうれしい。プロに入ったら、背中を追いかけるだけでなく追い越したい」と瞳を輝かせた。大学では同じ左腕の東にチェンジアップの握り方などを教わって完成度を高め、エースに成長した。「DeNAはいい左投手が多い。誰にも負けないように頑張りたい」と気合を入れ直した。
東とは卒業後も連絡を取り合っているそうで「一度、DeNAの寮の食事の写真を送ってくれた。プロ入りしたら、こんなおいしそうなものを食べられるんだなと思った」と、プロの世界へ思いをはせたことも。今秋のリーグ戦中には、東から「ナイスピー(ナイスピッチ)」とLINEのメッセージが送られてきたそうで「その時もドラフトについて話した。『緊張するだろうけど、楽しんで』と言われました」と感謝した。
弟・和哉さん(19)も東の大ファンで、地元・福岡から横浜へ1週間泊まりがけで観戦に行くほど熱を入れている。「弟が応援するチームに入れるのもうれしい。今度は僕も応援してもらえますね」と活躍を誓った。