中日ドラフト2連勝で注目の若狭アナ、更なる“幽閉”効果が…母校・名大初のプロ誕生

 17日に行われたプロ野球・ドラフト会議で、中日が3球団競合の末、東邦の石川昴弥内野手を引き当てた。昨年の根尾に続き、2年連続のクジ当選で、名古屋で注目を集めるのがCBCの若狭敬一アナウンサー。ドラフト会場に出向くと抽選に外れるというジンクスが判明し、昨年から社内“幽閉”。今年も社内待機となったが、1位の石川を引き当てた以外にも、思わぬ“幽閉”効果があった。

 若狭アナは昨年、名古屋市内の寺で滝行を行い、ドラフト当日は社内待機となったが、その結果、与田監督が根尾を引き当てた。そのことから、今年も同じ場所で滝行を行い、ドラフト当日は社内から一歩も出ず、社内食堂で「竜田揚げ」を食べてその瞬間を待った。

 そして今年もドラ1をクジで引き当てるという展開にファンも若狭アナも歓喜。だがドラマはその後も続いていた。

 中日は育成で名古屋大の松田亘哲投手を指名。松田は名古屋大初のプロ野球選手となるが、名古屋大は若狭アナの母校でもある。しかも松田も若狭アナも同じ経済学部出身。

 名古屋大学経済学部同窓会・キタン会の公式ツイッターでは、ドラフト直後から松田の指名を心待ちにするつぶやきを連投。育成で指名されると「キタン会理事の若狭アナウンサー、今年も幽閉されていただき、ありがとうございました。後輩の松田投手が地元・中日ドラゴンズ様より育成選手としてのお声がかかりました。来年も幽閉されていただきますよう、よろしくお願い致します」と感謝の言葉がつぶやかれていた。

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