関大が貴重な1勝 4番・野口が3安打3打点の活躍で優勝に望み
「関西学生野球、関大6-3関学」(18日、わかさスタジアム)
関大が優勝に望みをかける1勝をつかんだ。今節で勝ち点を挙げれば、22日に近大との直接対決で優勝を争うこととなる。
3-2で迎えた五回。1死二塁で「2-3(フルカウント)だったので、真っすぐを待ってました」と4番・野口智哉内野手(2年・鳴門渦潮)が狙い通りの直球を右翼へ。今季1号目となる2ランでリードを広げた。
野口は、七回に内野安打、九回にも中前打を放ち、4打数3安打3打点の活躍で勝利に貢献。打率・429で首位打者に躍り出た。「春以降、体幹(トレーニング)に取り組んできたので、軸が作れてきていると思います」と手応えを口にした。
前日のドラフト会議で、同リーグから立命大・坂本(DeNA2位)、近大・村西(オリックス3位)2人の先輩が指名され、「うれしいです。すごいなと思います」と祝福した野口。「坂本さん、村西さんには抑えられてきたので、自分はまだまだ足りない。(2年後)いけたらいいな」と夢の舞台に目を輝かせた。