DeNA・ラミレス監督 走塁改革する 今季12球団ワースト40盗塁
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が19日、2軍施設DOCKでの秋季練習を初視察した。課題として今季12球団ワーストの40個だった盗塁数を挙げ、ベースランニングを含めた走塁改革を実行していく姿勢を示した。
「(現状から)6割以上は向上しないといけないポイントがある」とし、「例えば盗塁は今年12球団で一番低い数字。走塁面は確実に向上しないといけない」と力を込めた。
今季は主力に重量級の選手が並び、走れる選手がレギュラーに定着できなかったという事実もある。その上で永池内野守備走塁コーチは「例えば宮崎でもいける場面があればいってもいい」と、プロ通算0盗塁のバットマンにもスタートを切らせる考えを示した。
そのためには相手の配球パターンを読むことが必要だ。例えば緩い変化球で、さらにその球がワンバウンドすれば盗塁成功率は高まる。勝敗を左右するようなスチールを決めるため、チームに走る意識を浸透させていく。