DeNA・ラミレス監督、佐野を新4番候補に期待 メジャー挑戦の筒香の後釜に
DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が21日、新4番候補として佐野恵太内野手(24)の名前を挙げた。抜群の打撃センスを持つ大砲候補が、メジャー挑戦を表明した筒香の穴を埋める存在になる。
来季の4番候補について「心の中に誰かいるのか、というわけではなく、キャンプやオープン戦を見て決めていく形になる」との方針を口にした。その上で「佐野も今年4番を打った実績がある」と、今季11試合で4番を任せた若手を候補に指名した。
3年目の佐野は今季89試合に出場し、打率・295、5本塁打、33打点をマーク。得点圏打率・367と勝負強さが光った。9月4日の阪神戦(横浜)では、ジョンソンの153キロを左翼席に叩き込むなど速球に振り負けない打撃が持ち味だ。
他の候補としては「ソトは当然、伊藤裕、細川もそれだけの資質はある」とラミレス監督。4番打者育成も視野に適正を見極めていく。