日本ハム・武田投手コーチ「経験すべてを捧げる」 矢野コーチも意欲 就任会見で
新任の日本ハム・武田勝投手コーチ(41)と矢野謙次外野守備コーチ兼打撃コーチ補佐(39)が23日、千葉・鎌ケ谷の球団事務所で就任会見を行った。
武田氏は2016年に現役を引退。翌年から日本ハム球団に籍を置きながら、BC石川に派遣され「総合コーチ」と「Vice President(ヴァイス プレジデント)」という肩書きで経営や編成などのフロント業務に携わり、18年には監督に就任した。
矢野氏は18年に現役を引退。今季はチーム統轄本部の特命コーチに就任し、業務提携先のテキサス・レンジャーズにコーチ留学し、指導法などを学んだ。
ブルペンを担当する武田氏が「チームが勝つために、何より選手のために自分が経験したことを全てささげたいです」と意気込めば、矢野氏は「教えるというよりは、一緒になって一人の選手を作り上げていくという気持ちでやっていきたいです」と宣言。同席した栗山監督は「2人とも魂を持った選手だったので。本当にチームに必要なことだと思います」と期待を寄せた。