侍・源田 感激の稲葉レッスン「違う視点で見てくれた」 強化合宿
「侍ジャパン合宿」(23日、サンマリンスタジアム宮崎)
11月開催の国際大会「プレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」の強化合宿が23日、宮崎市内で行われ、西武・源田壮亮内野手(26)が稲葉篤紀監督(47)から打撃技術の“引き出し”を授けられた。「左膝の使い方ですね」と内容の一端を明かし「幅が広がる。これからも継続してやりたい」と納得の表情を見せた。
打撃練習中、ケージ裏で指揮官に好調時と不調時のフォームを見せた。そこで身ぶりを交え、考えを伝えられた。「監督から声をかけていただいてうれしいですし、いつもとはまた違う視点で見てくれている」。普段は得られない代表監督からの助言。新鮮な気持ちでバットを振った。
指揮官は「同じ左打者として、少し気になったところがありましたので、少し話をさせてもらった」と振り返った。今季が3年目の26歳。さらなる飛躍が求められる。「彼はまだまだ成長段階。いろんな選手の話を聞いて、(合宿を)成長の場にしていけばいいという話もさせてもらった」と期待を込めた。