元巨人・阿部慎之助氏、胴上げでソフトバンク選手から“苦情”「重いですね」
今季限りで現役を引退した元巨人の阿部慎之助氏が27日、フジテレビ系のスポーツ情報番組「S-PARK」にソフトバンク・内川聖一内野手らと生出演し、日本シリーズ最終戦後に、ソフトバンクの選手から胴上げされたことに感謝した。
ソフトバンクナインによるサプライズでの胴上げだったが、内川は「日本の野球界を引っ張ってくださった偉大な選手を、僕らも胴上げをして送り出したいという気持ちがチーム全員にありましたので。なので阿部さんに出てきていただいて、やらせていただきました」と舞台裏を明かした。
阿部氏も「ホントに感無量でした。僕らはミーティングをしていて。そしたらソフトバンクの皆さんが待っていてくださるとお聞きして。しかも『(体重が)重いんで3回でいいよ』と言ったのに、10回も上げていただいて」とソフトバンクの選手の心遣いに感謝。でも「その後、川島君に『ホント、重いですね』と言われましたけど」と明かし、笑いを誘っていた。
番組では阿部氏の19年間の足跡も振り返ったが、最後に長男・成真くんと長女・眞子ちゃん、次女・瑚子ちゃんからの手紙が次々と読み上げられると、「宿題もやらないでこんなの書いていたのか」と言いながらも、思わず瞳を潤ませていた。