侍・高橋礼“ライズボール”で勝負だ 大会公式球「高めが吹き上がる」

 「侍ジャパン合宿」(28日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 11月開催の国際大会「プレミア12」に臨む野球日本代表「侍ジャパン」が28日、那覇市内で2次合宿をスタートさせた。この日から練習に合流したソフトバンク・高橋礼投手(23)は、“ライズボール”を駆使して戦っていく可能性を示した。

 大会の公式球でキャッチボールした際に「高めが吹き上がるような感じ」と新たな発見があった。最大の武器はアンダースローから繰り出す140キロ超の直球。「高めの真っすぐで勝負できるかもしれない」と異次元の軌道で難敵も抑え込む。

 建山投手コーチは「マルチに活躍してもらうと思う」と中継ぎに加え、先発として起用する可能性も示唆。日本球界屈指のサブマリンが“ジョーカー”となり、世界を驚かす。

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