ヤクルトがエスコバー内野手獲得 14年に青木と同僚 15年遊撃でGG賞
ヤクルトは30日、新外国人選手として今季、米大リーグ、ホワイトソックス傘下3Aでプレーしたアルシデス・エスコバー内野手(32)=185センチ、88キロ、右投げ右打ち、写真(ゲッティ=共同)=を獲得したと発表した。背番号は2。年俸は80万ドル(約8720万円)プラス出来高払い。
ベネズエラ出身で遊撃と三塁を守れ、2017年WBCにベネズエラ代表で出場。球団を通じ「新たなチャレンジを非常に楽しみにしています。既に来季に向けたトレーニングを開始しており、ファンの皆さまの期待に応えられるよう頑張ります」とコメントした。
08年にブルワーズでメジャーデビューし、14、15年にロイヤルズでワールドシリーズに出場。14年は青木と同僚で15年に遊撃手としてゴールドグラブ賞に輝いた。メジャー通算1437試合で打率・258、41本塁打、442打点。今季は3Aで96試合に出場し、打率・286、10本塁打、70打点だった。
今季のヤクルトは6人が遊撃を守った。奥村(先発出場51試合)、広岡(同40試合)、西浦(同38試合)の3人が主に起用されたが、レギュラーには定着できず、遊撃は今オフの補強ポイントの一つだった。