ゴールデングラブ賞 ヤクルト、オリックスは選出なし 山田哲は菊池涼に届かず
プロ野球の守備のベストナインを選ぶ「第48回 三井ゴールデン・グラブ賞」が31日発表された。
球団別では3年連続日本一のソフトバンクの4選手が最多。オリックスは3年連続、ヤクルトは4年連続で受賞者がいなかった。
オリックスは投手部門で山本由伸投手がリーグ4位の26票、山岡泰輔投手が同5位の21票を獲得したが、トップのソフトバンク・千賀滉大投手(82票)に及ばず。若月健矢捕手もリーグ2位の25票を獲得したが、ソフトバンク・甲斐拓也捕手は215票と断トツだった。
ヤクルトでは山田哲人内野手が刺殺数、捕殺数、守備率すべてで広島・菊池涼介内野手を上回ったが、90票でリーグ2位だった。菊池涼は180票で7年連続7回目の受賞となった。
両リーグの受賞者は以下の通り。
【セ・リーグ】
投手 阪神・西勇輝(初受賞)
捕手 阪神・梅野隆太郎(2年連続2回目)
一塁手 DeNA・ロペス(4年連続5回目)
二塁手 広島・菊池涼介(7年連続7回目)
三塁手 中日・高橋周平(初受賞)
遊撃手 巨人・坂本勇人(2年ぶり3回目)
外野手 巨人・丸佳浩(7年連続7回目)
外野手 広島・鈴木誠也(2年ぶり3回目)
外野手 中日・大島洋平(2年連続7回目)
【パ・リーグ】
投手 ソフトバンク・千賀滉大投手(初受賞)
捕手 ソフトバンク・甲斐拓也(3年連続3回目)
一塁手 ソフトバンク・内川聖一(初受賞)
二塁手 楽天・浅村栄斗(初受賞)
三塁手 ソフトバンク・松田宣浩(7年連続8回目)
遊撃手 西武・源田壮亮(2年連続2回目)
外野手 西武・秋山翔吾(5年連続6回目)
外野手 ロッテ・荻野貴司(初受賞)
外野手 日本ハム・西川遥輝(3年連続3回目)
※選考対象は両リーグのレギュラーシーズン143試合。選考は新聞社・通信社・テレビ局・ラジオ局のプロ野球担当として5年以上にわたり取材している記者394人(111者)によって行われた)