城西国際大が初の神宮大会出場切符つかむ「千葉にいいニュースを届けたい」
「関東地区大学野球選手権・準決勝、城西国際大3-0白鴎大」(31日、横浜スタジアム)
城西国際大が白鴎大との投手戦を制し、明治神宮大会出場権を初めて勝ち取った。先発の舘和弥投手(3年・平塚学園)が「全打者に集中して投げました」と120球の熱投。カットボール、ツーシームなど6球種を操り、3安打完封劇を披露した。
9月に猛威を振るった台風15号でチームも被害を受けた。選手寮では、停電や約3日間の断水。今秋のリーグ戦期間中は練習もままならなかった中、2季連続となる優勝を果たした。苦境を乗り越えてつかんだ全国切符。大仕事を果たした右腕は「千葉にいいニュースを届けたい」と大舞台でも好投を誓った。