オリ西村監督、野手2ポジション制導入だ 得点力向上へ「起用の幅広がる」
オリックス・西村徳文監督(59)は1日、キャンプインを翌日に控え、野手の2ポジション制を積極的に採り入れる考えを明かした。
「中川のセンター、(外野手の)西村も内野をもう1回やらせてみたい。チームとしていろんな所をやれる選手が出てくれると起用の幅も広がる」
今季のチーム打率・242は12球団最低。来季の浮上に向けて、得点力アップが最大の課題だ。解消策の一つに挙げたのが、内外野を守れる選手を増やすこと。ルーキーながら打率・288と打力が売りの中川、19試合の出場で2本塁打と長打力のある西村を複数ポジションで起用できれば、打線強化につながるというものだ。
球団初の投手、野手分離キャンプで新たな可能性を探っていく。