FA宣言6選手を公示 ロッテ鈴木と楽天美馬は巨人など注目、鷹福田は4球団の争奪戦か
日本野球機構(NPB)は2日、フリーエージェント宣言選手として6選手を公示した。
6選手は1日までにフリーエージェント権(FA権)の行使を申請。3日から所属球団、他球団との交渉が解禁となる。
6選手のうち西武・十亀剣投手、楽天・則本昂大投手は宣言しての残留を表明している。
西武・秋山翔吾外野手は海外FA権を行使し、大リーグの移籍を目指す意向。
ソフトバンク・福田秀平外野手、楽天・美馬学投手、ロッテ・鈴木大地内野手は他球団移籍も有力視されている。福田には中日、ヤクルト、西武、ロッテの4球団が注目。美馬には巨人、ヤクルト、ロッテの3球団。鈴木には巨人、中日、DeNAが獲得に興味を示している。
動向が注目されていたヤクルト・バレンティン、広島・野村祐輔投手、ロッテ・益田直也投手、広島・長野久義外野手、中日・大島洋平外野手などは行使せず。セ・リーグの選手が権利を行使しなかったのは93年のFA制度導入後、初めてとなった。
◆FA宣言した選手は以下の通り。()内はランク(本紙調べ)
【国内FA宣言選手】ソフトバンク・福田秀平外野手(C)
楽天・美馬学投手(B)
ロッテ・鈴木大地内野手(B)
西武・十亀剣投手(C)
楽天・則本昂大投手(A)
【海外FA宣言選手】
西武・秋山翔吾外野手(A)