明徳義塾が明治神宮大会へ 初戦は“因縁”星稜と対戦
「秋季高校野球四国大会・決勝、明徳義塾8-1尽誠学園」(3日、オロナミンC球場)
明徳義塾(高知3位)が尽誠学園(香川1位)を下し、2年ぶり10度目の優勝を飾った。三回に2死二塁から3番・鈴木大照捕手(2年)が左前適時打を放つと、続く4番・元屋敷大誠外野手(2年)が左越えに2ランを放ち3点を先制。主導権を握った明徳義塾打線は計12安打で8点を奪った。投げてはエース左腕・新地智也投手(2年)が8安打1失点で完投した。
これで明徳義塾は四国地区代表として15日に開幕する明治神宮大会への出場権を獲得。15日の1回戦の相手は北信越地区代表の星稜(石川1位)に決定しており、1992年夏の甲子園2回戦で馬淵史郎監督が星稜・松井秀喜(元ヤンキースなど)への「5打席連続敬遠」で議論を巻き起こした因縁の相手との対決となった。