巨人・原監督、FA美馬&鈴木に熱烈ラブコール 日本一奪回へ今年も“目玉”W獲りだ
巨人・原辰徳監督(61)が4日、FA戦線の投打の“目玉”2人に熱いラブコールを送った。楽天・美馬学投手(33)とロッテ・鈴木大地内野手(30)に狙いを定め、チームの補強ポイントに合致すると力説。丸と炭谷を獲得した昨オフに続いて今オフもFA補強に乗り出し、来季はリーグ連覇と日本一奪回に挑む。
どうしても欲しい。秋季練習が行われたジャイアンツ球場。ベンチで報道陣に対応した原監督が、意中の選手に対する熱い思いを語った。
まずは、楽天からFA宣言した美馬について「手を挙げたということ。かなり人気があるみたいね」と獲得に乗り出す方針を正式表明した。今季8勝5敗で、143回2/3を投げた右腕を「150(回)近く投げられる人というのは、なかなかいそうでいない」と高評価。先発投手を欲するチームの補強ポイントにもマッチする。
ロッテからFA宣言した鈴木の獲得も狙う。「慎之助(阿部)の穴を埋めるというのと、選手層を厚くするということにおいては、非常に今のジャイアンツには必要な選手」と明言。今季限りで現役を引退した阿部の“代役”を担える存在だと判断。左の好打者に白羽の矢を立て、獲得に乗り出す。
チーム編成を含めた“全権監督”の将。交渉での直接出馬については「まだ予定にはありません」としたが、この日の発言に熱いメッセージを込めた。昨オフに丸と炭谷をFAで補強。今オフもその手を緩めることは決してない。果敢にFA戦線に参戦し、貪欲にチーム強化を図る。