DeNA・ラミレス監督 筒香の穴は「横一線」外野争い春季C次第を強調

 「DeNA秋季キャンプ」(5日、奄美)

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(45)が、奄美秋季キャンプ第1クールが終了した5日、外野のレギュラー争いが横一線であることを強調した。筒香が抜けた穴は簡単に埋まらないが、若手にとってはチャンスだ。

 今季成長の兆しを見せた神里に佐野、実績のある梶谷や桑原。さらに細川、乙坂、楠本と可能性を秘めた若手がそろう。指揮官は「横一線かなと思いますね」と現状を説明した。

 神里は今季後半に調子を落とし、打率・295を記録した佐野も215打席と規定打席には達していない。「梶谷もいるし、細川も今の状態を見ると来年は出場機会が増えそうな感じがする。沖縄(春季キャンプ)でどう体を作り、そこでの結果次第で来季の方向性が見えてくる」とラミレス監督は見通しを口にした。

 12年ぶりのリーグ制覇には、筒香の穴を埋めることが不可欠。将来の主力候補らが激しい競争を繰り広げ、チーム力の底上げにつなげる。

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