巨人・原監督猛ゲキ「自分にムチを打て」 個々で考えてレベルアップを
巨人・原辰徳監督(61)が5日、秋季キャンプ地の宮崎に入り、「自分にムチを打て!」と選手個々が自ら追い込んで鍛えていくことを求めた。
実りある秋とするために。指揮官は「自分を戒めることが大事。ステップアップするには自分で自分にムチを打てるかどうかだ」とゲキを飛ばした。
今キャンプは、春よりも個人練習に時間を割く方針。26人の少数精鋭で自主性に任せる分、やりたい練習をやりたいだけできる。自ら考えて厳しい練習に取り組ませることで、成長を促す方針だ。
野手では岡本、大城以外は来季レギュラーを狙う若手主体のメンバー。対外試合も2試合組まれており、実戦でアピールすることが来年の1軍キャンプメンバー入りにもつながっていく。
宿舎で行われた全体ミーティングで、原監督は「2020年は日本一になる。その時の輪に自分がいるということを思い描きながら、頑張っていこう」。元木ヘッド、新任の石井野手総合コーチが目を光らせる中、日本一奪回のために個人、個人がレベルアップを目指していく。