ソフトバンクFA福田「高評価」続々迷いは深く…ヤクルト、ロッテと交渉
国内FA権を行使したソフトバンクの福田秀平外野手(30)が6日、福岡市内のホテルでヤクルト、ロッテとそれぞれ交渉に臨んだ。解禁日の3日には西武、中日と交渉。今後は楽天とも交渉を行うとみられる。
午前10時からヤクルト伊東編成部長らと約50分、話し合いを行うと福田は包み隠さず喜びを示した。「高い評価をいただいた。リーグが違うのにしっかり見てくれていると思った」。条件などは明かすことはなかったが、「すごく悩んでいます」と心境を口にした。
さらに午後からロッテと交渉を行った。こちらも条件などは明かさなかったが「同じリーグで戦っていたチームから高い評価をしていただきうれしいし、光栄」と笑顔。今季チームが8勝17敗と負け越したロッテについては「今年はやられたし、ファンの方がすごく熱心」と口にした。
ソフトバンクの提示が4年総額5億円程度とみられるのに対し、各球団がそれにひけをとらない金額を提示しているもよう。「とにかく悩んでいる。ありがたい悩みですね」。決断には時間を要しそうな情勢だ。