巨人高橋「ボール球を振らないし、真っすぐに強い」虎マルテ封じへ新球習得

 巨人の高橋優貴投手が7日、宮崎市内で行われている秋季キャンプで初めてブルペン入りし、112球を投げ込んだ。

 今キャンプでは天敵封じへ新球のカットボールの習得に励むことを明かした。今季、阪神のマルテには6打数3安打1本塁打と苦戦。対阪神は5勝のうち2勝、防御率1・98と好投したが阪神打線で唯一、苦手とした助っ人に対し「ボール球を振ってこないし、真っすぐが強いので、カットボールを習得して、有効に使えられるようになればいい」と天敵封じへと意気込んだ。

 来季は虎キラーとして存在感を示すため、阪神の足攻め封じにも意欲をみせる。「盗塁は一番されている。三盗を決められたらやっぱりきついですよね。ツーアウトのランナーはなかなか走りにくいと思うのでそういった部分で、ノーアウト、ワンアウトのランナーを出さないようにしたい」と対策を明かした。

 ブルペンでの投球中、原監督にはスタミナを浪費させない方法の一環として、テンポよく投げる事を勧められた。「スタミナは大事になってくる。キャンプまででなくて、来年終わるまで継続して取り組んでいきたい」と、さらなるレベルアップを目指す。

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