清原和博氏「20代の頃を思い出した」「頑張らないといけない」現場復帰で感慨深げ

 西武や巨人などでプレーした清原和博氏(52)が7日、神奈川県・横浜市のサーティーフォー保土ケ谷球場で開催された「ワールド・トライアウト2019」の予選会に出席。16年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕されてからは初めて、現場復帰を果たした。

 選手を選考する「監督」として登場。プロを目指す独立リーグの若者のプレーに、真剣なまなざしを送り続けた。視察を終えると選手の前であいさつし、「自分自身が20代の頃を思い出しました。今、野球ができることを幸せに感じて。夢は必ずかないます。信じて頑張って下さい」と優しく語りかけた。

 復帰を待ちわびていたファンからは「清原監督~」、「キヨ~」、「応援してます」と歓声を浴びた。「引退してから初めてだった。球場で声援を浴びるというのは。選手時代は当たり前のように思ってましたけど。改めてファンの方々の声援は力を与えてくれるなと思いました。感謝の気持ちです」。感慨深げに、スタンドへ目を向けた。

 清原氏は30日開催の本戦(神宮球場)の選手選考も行う予定。「彼らも夢を追いかけて頑張っている。自分も頑張らないといけないと思いました。またファンの皆さんの声援に応えられるように日々精進して生きていきたいと思ってます」。久しぶりに足を踏み入れたグラウンドで、自らに言い聞かせるように語った。

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