侍の“忍者”菊池 敵地を沈黙させるバックトス 美技連発で勝利貢献
「プレミア12・1次ラウンド、日本8-1台湾」(7日、台中インターコンチネンタル野球場)
侍ジャパンが攻守で台湾を圧倒。1次ラウンドで無傷の3連勝を飾り、首位でスーパーラウンドに進出した。
超満員の敵地を沈黙させた。侍ジャパンが誇る“忍者”、二塁手の菊池が華麗なプレーを連発。六回2死一塁では菊池がボテボテのゴロを前進して処理し、そのままバックトスで一塁へ送球。ピンチの芽をつんだ。七回1死でも二遊間のゴロをスライディングで好捕して一塁へ素早く送球。難なくアウトにしてみせた。
台湾のファンで埋まったスタジアムは歓声一転、ため息。涼しげにプレーを続ける菊池の存在感が際立った。