巨人、千賀の悪夢払しょくだ 100キロ遅球撃ちからの160キロマシン撃ち
「巨人秋季キャンプ」(12日、宮崎)
巨人は12日、宮崎での秋季キャンプで体感球速160キロと100キロのマシン打撃で緩急対策を行った。
日本シリーズではソフトバンク・千賀の快速球にねじ伏せられた巨人打線。速球派対策として、今キャンプで新マシンを導入した。ところが岡本、石川、重信らミートに定評がある打者がなかなか前に飛ばせない。100キロを打ち込んだ後の160キロは余計に速く感じた。
狙いについて、元木ヘッドコーチは「150キロ以上の投手はいっぱいいる。そういう投手をポンポン打ち返せるようにしていきたい。緩急をつけられても打ち返せるようにならないとダメ」と説明。今後も快速球マシンで鍛え、来季は速球派を攻略する。