DeNA・大和 現状維持の1億円でサイン 反省は守備「来年は優勝しかない」
DeNA・大和内野手(32)が14日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の1億円(推定)でサインした。3年契約の最終年となる来季へ向け、攻守でチームに貢献し、優勝を目指す意気込みを示した。(金額は推定)
交渉を終えて、「評価してもらえる部分もありましたし、自分の中で反省点もいくつかあったという感じですね」と感想を口にした。阪神から移籍3年目。「今年2位という結果に終わってしまいましたが、来年は優勝しかないと思うので、優勝目指して頑張ります」と力を込めた。
今季は自己最多の137試合に出場。6月19日・日本ハム戦(横浜)、同21日・楽天戦(横浜)で“中1日”のサヨナラ打を放つなど勝負強さが光った。堅実かつ華麗な守備でもチームを救ったが、悔しさも残る1年だった。
「自分の売りとしているところでマイナスを与えてしまった。そこは反省点です」。エラー数減を誓い挑んだ移籍2年目のシーズンは、昨季と同じ11失策。課題とするスローイングでのミスもあった。
さらなるレベルアップを期すために、現在は2軍施設DOCKなどでトレーニングに励み、オフの自主トレは例年通り、地元の鹿児島で行う予定。守備の要を担う背番号9が、自身初のリーグ制覇を目指し鍛錬を重ねていく。