明徳・馬淵監督 松井の5敬遠以来、27年ぶりの星稜戦へ“先制口撃”

 「明治神宮野球大会」(15日開幕、神宮球場)

 大会開幕を前に、出場する高校10校、大学11校が14日、東京都内の明治神宮で参拝を行った。高校の部では大会第1日第2試合で星稜と1992年夏の甲子園での“松井の5敬遠”以来の公式戦を戦う明徳義塾・馬淵史郎監督が“先制口撃”。27年前と同じく相手4番をマークし、勝機をつかむ。

 甲子園春夏通算51勝を誇る名将が因縁対決を前に自ら相手の指揮官に歩み寄った。参拝の前後、星稜・林和成監督と談笑。自身は「近況ですよ、お互いのチームの」とけむに巻いたが、林監督は「いろんな話を楽しくさせてもらいました。『あまり打つなよ』と」とくぎを刺されたことを明かした。

 今夏の甲子園準優勝チームの主軸に警戒心を強めた。「3、4番はいいでしょうね。内山(壮真捕手、2年)君は目立つ選手でしょ」と指摘。旧チームから4番を打つ好打者を27年前の4番・松井秀喜(元巨人など)同様にマークしていく。

 「うちは弱いので胸を借ります」と言いつつ、ベストメンバーで優勝した2017年以来2年ぶりの舞台に全力を尽くす。「いい試合になればと思っています」。高知3位から四国王者へと駆け上がった勢いのまま、したたかに勝利を目指す。

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