明徳義塾・馬淵監督「今の選手は生まれてませんのでね」“5敬遠”意識せず星稜に勝利

6回を投げ終えた明徳義塾・新地(1)に話しかける明徳義塾・馬淵監督=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「明治神宮野球大会・高校の部1回戦、明徳義塾8-5星稜」(15日、神宮球場)

 四国王者の明徳義塾(高知)が北信越王者の星稜(石川)を破り、2回戦に進出した。

 1992年、星稜・松井秀喜を5敬遠して物議を醸した一戦以来、27年ぶりとなった公式戦での再戦。敬遠はなく、打ち合いを制して明徳義塾が返り討ちにした。

 馬淵監督は「あんなに点を取れるとは思わなかった」と振り返り、再戦への意識については「今の生徒は生まれてませんのでね。選手たちもとにかく一戦一戦今までやったことがどれだけ通用するのか、全国の舞台で。特別はなかったですけどね。林さん(星稜監督)がショートを守っていたという感じはありましたけどね」と語った。

 この日は1点を追う四回に新沢の適時打、今釘の犠飛で逆転。さらに相手の2暴投で2点を加えた。五回には3番鈴木が左翼席へ3ランを放った。「チャンスでたたみかけるような攻撃ができないとなかなか全国の舞台で勝てない。そういう点では良かった」とうなずいた。

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