韓国監督「日本の優勝おめでとう」本塁打のキム「五輪では勝てる」とリベンジ誓う
「プレミア12・決勝、日本5-3韓国」(17日、東京ドーム)
韓国は逆転負け。15年の第1回大会に続く、連覇はならなかった。
初回に山口の立ち上がりを攻め、2番キム・ハソンが左翼席へ先制2ラン。さらに5番キム・ヒョンスにもソロが飛び出し、3-0とした。だが、左腕エースのヤン・ヒョンジュンが3回4失点と炎上。二回、山田に逆転3ランを浴びるなど、日本打線につかまった。七回にも1点を失うと、反撃ムードを作れず競り負けた。
試合後、金監督は「まずは日本の優勝おめでとうございます」とライバルを祝福。だが、敗因について問われると悔しさをにじませ「監督の責任。それについて言う事はない」と言及を避けた。
日本とは前日の2次ラウンドでの戦いを含め、2戦連続で競り負けた。互いにプロ選手をそろえてのガチンコ勝負だったが、あと一歩及ばず。初回、山口から先制本塁打を放ったキム・ハソンは日本の印象について「日本チームと韓国チームの違いはよく分からない。日本にはいい選手もたくさんいるが、韓国にもたくさんいる」と、ライバル心を強くのぞかせた。
今大会で東京五輪の出場権は獲得。来年に向けて、キムは「五輪では、我々は勝てると思う。今日の敗戦の記憶を持って、来年勝てるようにベストを尽くす」と、リベンジを誓った。