巨人・山口、ポスティング希望 原監督は容認の姿勢
巨人の山口俊投手(32)が今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用しメジャー移籍を希望していることが17日、明らかになった。「プレミア12」の終了後に球団へ正式に伝え、球団も認める方向とみられる。
山口は2年契約の1年目だった今季は15勝、188奪三振、勝率・789でセ・リーグの投手三冠に輝いた。腰痛を抱えた菅野が本調子でない状況で5年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。DeNA時代からメジャー志向があった。
巨人はこれまでポスティングを認めていないが、原監督が今月上旬、一般論として「例えば、すごく頑張って頑張って、ジャイアンツで一生懸命やったと。で、本当に私の夢はこう(メジャー)なんだと(希望したら)、じゃあ(認める)と。これは結果として、ないとは言えない」と容認とも取れる発言をしていた。
球団幹部は山口について「毎年、話し合うことになっている」と明かす。日本シリーズ終了後に原監督が、プレミア12の大会前には球団幹部が慰留に努めたという。