健大高崎が決勝進出、3連投のエース下が155球で完投 明治神宮大会
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「明治神宮野球大会・高校の部準決勝、高崎健康福祉大高崎3-2白樺学園」(18日、神宮球場)
高崎健康福祉大高崎が接戦を制し、決勝進出した。1回戦から3連投の下慎之介投手(2年)が2失点完投。155球の熱投でけん引した。
エースとして最後までマウンドで動じなかった。六回の先頭打者にソロを浴び、その後も2四死球などで2死満塁のピンチ。三振に斬ったと思いきや、捕手・戸丸の一塁送球がそれて振り逃げになった。
思わぬかたちで追いつかれたが、勝ち越し点は決して許さない。七回の2死満塁では右邪飛、2死満塁でも相手4番を見逃し三振。「自分の取りえは気迫あふれるピッチング」と踏ん張った。
ここまでの3試合すべてでマウンドに上がり、311球投じてきた。「九回でも球速が落ちなくなっている」とスタミナ面でも手応え。タフネス左腕が群馬3位からの快進撃を支えている。