巨人・増田陸「携帯電話を触ることが多かったんですけど…」読書で来季の飛躍へ
巨人の増田陸内野手が18日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の650万円で更改。読書男子に変貌した背番号61は来季は飛躍の年にすると誓った。
ポスト坂本勇の有望株として期待される19歳は今季、左手首の手術を受け、イースタンでの出場はなし。同期の選手より練習時間が短いことから、寮の図書室に足を運ぶようになり、本を借りるようにようになったという。「これまで携帯電話を触ることが多かったんですけど、これでは自分のためにならんと。『本を読んでみよう』ってひらめいて。自分に必要な章を見つけて読んだりしている。読書とかして、視野が広がった」と明かした。
巨人OBの著作などを読んで野球の見識を広めた増田陸。来季の目標について「1軍でレギュラーをとる気持ちはど真ん中において、まずは2軍でしっかり数字を残して、1軍に呼ばれるくらいまでいきたい」と意気込んだ。