慶大が決勝進出、中村が先頭打者弾 狙うは母校・中京大中京とのアベックV

7回1イニングを無失点に抑えた慶大・津留崎=神宮球場(撮影・棚橋慶太)
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 「明治神宮野球大会・大学の部準決勝、慶大6-1城西国際大」(19日、神宮球場)

 慶大が快勝し、04年以来の決勝進出を決めた。初回に1番・中村健人外野手(4年・中京大中京)が先頭打者本塁打。18日に高校の部で決勝に駒を進めた母校・中京大中京とともに、アベックVへの期待が高まった。

 豪快な一発で勢いづけた。中村は「近めにボールがきたので体がうまく反応してくれた」と内角のツーシームをジャストミート。左翼席へ先頭打者アーチをたたき込んだ。

 六回の先頭でも中堅へ運ぶと、犠打で二進後にソフトバンク5位指名を受けた柳町の中前適時打でホームへ生還した。今秋は打率・171と不振。プロ志望届を提出したが、指名漏れした悔しさを学生ラストの大会でぶつけている。

 00年以来4度目の優勝を目指す中、母校も同じ舞台で奮闘中だ。前日に一足早く中京大中京が高校の部・準決勝にサヨナラ勝ち。「お互い日本一を目指しているチーム。頑張りたい」と、そろっての優勝を狙う。

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