日本ハム・難波、阪神ドラ1西撃ち宣言!創志学園の先輩“プロの洗礼”予告
日本ハム・難波侑平内野手(20)が19日、母校・創志学園の2学年後輩で、阪神のドラフト1位・西純矢投手(18)にプロの洗礼を浴びせると予告した。この日は千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸520万円から現状維持でサイン。飛躍を目指す3年目の来季へ“西撃ち”を1軍定着の足がかりとする。
濃紺のスーツに身を包んだ次世代のショートストップは、かわいい後輩との直接対決を脳裏に思い描いた。「打って『プロで3年たったらこうなるんだぞ!』というのを教えたいですね」。完膚なきまで打ちのめし、先輩の威厳を示す。
忘れられない思い出は、高校3年最後の夏の岡山大会決勝再試合・おかやま山陽戦。エースの難波が先発し、西が3番手で救援登板したが、完敗で甲子園を逃した。「めちゃくちゃ気が弱くて…。今はガッツポーズをしますけど、そんな子じゃなかったですね」。同じ投手として共有した時間は今も色あせない。
同窓の巨人・高田らを加えた“創志会”の結成にも意欲を示す難波は「1軍に上がらないと話にならない」と自らにムチを入れた。今季の2軍ではチームトップの105試合に出場したが、打率・158。西の存在を励みに進化を遂げ、輝く舞台で“再会”する。