中日・根尾「ふがいない1年」200万円ダウン…来季「巻き返すというか取り返す」
中日の根尾昂内野手(19)が19日、ナゴヤ球場でプロ入り初の契約更改交渉に臨み、200万減の年俸1300万円でサインした。高卒のドラフト1位ルーキーは終盤に1軍デビューを果たしたが、2打席で2三振。「思うようにいかず、ふがいない1年になった。悔しさを持ってやっていきたい」と表情を引き締めた。
大阪桐蔭で春夏連覇を達成し、大きな期待を背負って入団した根尾。だが1月の新人合同自主トレで右ふくらはぎに肉離れを起こし、4月は左人さし指も負傷するなど故障に悩まされた。ファームでも思うような結果を残せず「焦りもあったし、まだまだ体ができていないのを感じた」とプロの厳しさを痛感させられる1年になった。
来季に向けては「しっかり感じたことをやって、巻き返すというか取り返すシーズンにしたい」と意気込んだ。今後は台湾でのウインターリーグに参加すし、2年目の飛躍を目指す。