関大47年ぶり決勝 山口高志アドバイザリースタッフも大喜び

 「明治神宮野球大会・大学の部準決勝、関大8-7東海大」(19日、神宮球場)

 関大はタイブレークに突入した延長十回、坂之下晴人内野手(2年・大阪桐蔭)が決勝打。1972年以来、47年ぶりの優勝に王手をかけた。20日の決勝で19年ぶり4度目の頂点を目指す。

 現役時代は阪急で活躍し、引退後は阪神などでコーチを務めた関大野球部の山口高志アドバイザリースタッフ(69)がバックネット裏で観戦。勝利の瞬間は大きく手を叩き、周囲の関係者らと握手を交わした。自身が9回完封で法大を下し、優勝投手となった72年以来47年ぶりの決勝進出を喜び、教え子たちの奮闘を称えた。

 「下級生が上級生を押し上げて、いい固まりになってくれた」

 16年春からアドバイザリースタッフに就任したため、今の4年生は4年間指導に当たった思い入れの深い学年。今秋のリーグ戦で軸となり、この日も連投で活躍した森翔平投手(4年・鳥取商)は3年春にようやくベンチ入りを果たした投手で、地道な指導で才能を開花させた。

 「森は初めての経験ですからね、秋に先発で回ったのが。すごい成長を見せてくれたなと。同期入団だからね。令和元年に日本一を取れたらね」と期待をかけた。

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