新庄氏 TV出演 現役復帰宣言の真相を語る「5回目の夢叶えて死にたい」
元プロ野球選手で現役復帰を目指すことを表明した新庄剛志氏(47)が23日深夜、日テレ系のスポーツ情報番組「Going!Sports&News」(土曜23・55)に録画出演、復帰宣言の真相を語った。
2006年に現役を引退から13年。バリ島に移住していた新庄氏は「朝起きて2秒後に野球選手になりたいというのが降りてきた。フリーダムの時期が12年間くらいあってあきたというのがある」と復帰宣言の理由を明かした。続けて「もう一回、みんなと一緒に挑戦していきたい。もう一度だけセンター守ってセカンドランナーを刺して。それが今の夢」と語った。
復帰宣言には「僕、4回夢叶えていて。カウンタック乗る。プロ野球選手になる。メジャー挑戦。日本一。5回目を叶えて死にたい」と目を輝かせた。
来年の12球団トライアウトに参加の意向で「一回、プロ野球選手になってみんなの温かい声援もらって、そこの場所に俺はもう一度、行きたいんです。『ヒーローインタビューで成し遂げたよどう』って」と熱く語った。
あと1年トレーニング期間があるが、復帰宣言してトレーニングをはじめたばかりで、復帰への自信は「今の時点ではない」とキッパリ。「トレーニングを一生懸命やって、ある日突然、行けるんじゃないかという日がくるんです。この過程が大事なんです。今まで通りじゃ絶対プロ野球選手になれないから。自分に勝つことが一番難しいし、一番楽しいんです。これが新庄の信条」と笑顔で締めた。
番組では阪神時代の敬遠のボール球を打ってサヨナラ勝ちした場面や、センターからの強肩を披露した姿、日本一の瞬間などが映像で流された。
番組に出演していた新庄氏と入れ違いで阪神に入団したOBで赤星憲広氏は「13年のブランクは大きいと思うんですけど、新庄さんならなんとかしてくれるんじゃないかと期待がある」とコメントした。
日本球界の阪神、日本ハムや米大リーグで活躍した新庄氏は、今月13日までに、インスタグラムで「もう1回プロ野球選手になろうと思います」と表明。「1%の可能性があれば必ずできる」とも語り、トレーニングを開始している。