ソフトバンク・高橋礼 パ新人王!同僚・甲斐野に大差 シーズン12勝&侍でも活躍
「NPB AWARDS 2019」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
最優秀新人(新人王)にセからヤクルト・村上宗隆内野手(19)、パからソフトバンク・高橋礼投手(24)が選ばれた。
254票の有効投票中、8割超えとなる206票を獲得。同僚の2位甲斐野に167票差をつけ、高橋礼が令和初の新人王に輝いた。笑顔のサブマリンは喜びよりも先に「野手や中継ぎのみなさんの強いバックアップがあったおかげ」と、仲間への感謝を口にした。
12試合(先発3試合)に登板した1年目は1敗で未勝利だったが、2年目の今季は開幕ローテ入りした。開幕3戦目の西武戦での白星を皮切りに5月16日の西武戦まで5連勝。8月13日の楽天戦では七回途中無失点で10勝目をマークした。
シーズンでは12勝、ポストシーズンでも3年連続の日本一に貢献したが「今年だけで終わる選手になりたくない。自分に自信もないし、もう一度、一からやるくらいの気持ちでやる」。
新人王のタイトルにあぐらをかく気は毛頭ない。東京五輪での金メダル奪取も狙う。プレミア12ではチームトップタイの2勝。「しっかり結果を出して、アピールできたのはよかったです」。サブマリンが来季、世界一と日本一をつかみにいく。